
物流センターで働いていたときの、派遣さんにまつわるお話です。
場所は、片田舎のちょっとしょぼい物流センター。
今どきの〇イミーのような派遣じゃなくて、昔ながらの単発バイトの派遣会社を、二社ほど不定期で使っていました。
その中に、「さとーさん(仮名)」という50代くらいの男性がいました。
くせ毛が特徴で、一度現場に来ただけで、なぜかベテラン気取り。
他の派遣さんにあれこれ指示を出し始めるんです。
これが本当に困るんですよね。
というのも、肝心の本人が仕事をちゃんと理解していない。
だから、教える内容がほとんど間違っていて、現場は大混乱になります。
今でも忘れられないのは、彼が商品にラベルを貼るときに、地面にぺたっと「女の子座り」をしていた姿。
「仕事中に座り込むな!」ってツッコミたくなりました。
とにかく、偉そうな態度でした。
結局、4回目くらいの出勤で「出禁」にしました。
社員たちはあまり気にしていなかったんですが、パートさんたちが何度も訴えて、ようやく動いてくれたという感じです。
さとー(仮名)イメージ

